こんにちは!「どきどきビット」サイト管理人のしんすけです。
いきなりですが、仮想通貨を中長期で投資するならハードウォレットは必須です!
取引所に預けたままだと、最悪の場合不正アクセスにより盗難されるかもしれません。
そんな事態にならないように取引所はセキュリティ対策を行っていますが、仮想通貨投資は自己責任。
仮想通貨資産はインターネットから隔離された場所に保管しておくのが安全です。
ビットコインを保管するためにハードウォレットLedger Nano Sを購入し早速使ってみましたのでレポートします。
※本記事は筆者が実際に行った作業のレポートです。セルフゴックスを含む全ての責任は一切負いませんのでご了承ください。
※まだリカバリー記事が出来上がっていないので本記事でご紹介ができませんことをご了承ください。「仮想通貨ハードウォレットの購入から送金まで」の後にLedger nano sをリカバリーして正常にリカバリーできることを確認してください。
ハードウォレットを導入する意味
仮想通貨を取引所で購入したら、まずは仮想通貨取引所にある自分のアカウントのウォレットに保管されることとなります。
この状態は万が一、仮想通貨取引所がハッキングされて盗難されたり取引所内の人間が悪意を持って盗難した場合、ユーザーは被害を被ることになります。
そこでインターネットから隔離されたハードウォレットに仮想通貨を保管しておけば上記のような被害に遭う可能性は極めて低くなります。
仮想通貨ハードウォレットの購入から送金まで
ちょっと細かくなりますが、仮想通貨ハードウォレットLedger Nano Sにビットコインを仮想通貨取引所のウォレットから送金するところまでやってみます。
Ledger Nano Sのサイズはこんな感じです。
※右は大きさ比較のためのラムネです^^

裏面です。

本体はこんな感じで入っています。

中に入っているもの全部です。本体とUSBケーブルが主に使うものです。

ハードウォレットLedger Nano S初期設定
ハードウォレットLedger Nano Sを使うためには、まず本体をパソコンに接続し初期設定を行う必要があります。
パソコンと繋ぐ
画面表示:Welcome
翻訳:ようこそ
USBコードでLedger Nano Sとパソコンを繋ぐとLedger Nano Sの画面に文字が表示されます。

ボタン同時押しで初期設定開始
画面表示:press both buttons to bigen
翻訳:初期設定するために二つのボタンを押す
以下で二つ目の写真の通り、二つあるボタンを同時に押します。
この操作は決定操作ですので、頻繁に利用します。

側面にある二つのボタンを同時に押します。

ボタンの説明
表示:Press both buttons when you wish to
confirm/continue or open an application.
翻訳:アプリケーションを継続、確認するために二つのボタンを押してください。
この後に出てくる文面はボタンの説明であり、直感的にもわかる部分ですのでじっくり読む必要はありません。
二つのボタン同時押しで次に進みましょう。
参考までに全ての文面と翻訳を載せておきます。


表示:With Ledger Nano S, side buttoned are used
to interact and control the user interface.
翻訳Ledger Nano Sは側面のボタンを使用し、ユーザーインターフェイス(表示画面)を操作します。


表示:Use left/right buttons to change values
and navigate through multiple-choice lists.
翻訳:左と右のボタンを使い、値を変更したり選択リストをナビゲートします。


新しいデバイスの設定
表示:Configure as new devices?
翻訳:新しいデバイスを設定しますか?
新しいデバイスとは言うまでもなくLedger Nano Sのこと。
画面を正面に見て右のボタンを押しましょう。
この時押す決定ボタンは同時押しではなくチェックに該当する右のボタンのみです。
左を押すのは本デバイスを使うのが2回目以降であり復元する必要がある場合です。

右のボタンを押す
バツとチェックでチェックに該当する右を押す
PIN Code(パスワード)の設定
表示:Choose a PIN code
翻訳:PIN Codeを選択してください
写真撮り忘れました・・・。
文字だけ上書きしたイメージ写真です。
「Choose a PIN Code」と表示されたらボタン同時押しで次に進みます。

※ハリボテ感がすごい写真ですが・・・。
ボタン同時押しでピンコード設定へ進みます。
表示:PIN code
5 _ _ _ _ _ _ _
翻訳:ピンコード
5 _ _ _ _ _ _ _
左ボタンで数字が減り、右で数字が増えます。
両方押すとその桁の数字が決定するので8桁のPIN codeを決定してください。
PIN codeは本デバイスにアクセスする際に必ず必要な番号(パスワード)なので紙に書きとめてください。
スマホのメモ機能など外部からアクセスされる可能性のあるデバイスへの記録はおすすめしません。
PIN codeを忘れると厄介なので私は2つ以上メモを取って別々に保管しています。

※左右のボタンで数字を選び、同時押しで確定。
ピンコードの確認
表示:Conform your PIN code
翻訳:PIN Codeを確認してください
同時押しでPIN code入力画面に進みます。

表示:PIN code
5 _ _ _ _ _ _ _
翻訳:ピンコード
5 _ _ _ _ _ _ _
確認のためつい先ほど決めたPIN codeをもう一度入力します。

リカバリーフェーズを書き留める
表示:Write down your recovery phase
翻訳:リカバリーフェーズを書き留めてください。
ボタン同時押しで次の画面に進みます。
リカバリーフェーズはその名の通り復元のために必要なものですのでPIN codeと同じくとても重要です。

表示:Select Words #5
lair
翻訳:選択単語5番
うそつき
※Select word は任意で出てきます。写真の#5とlairは一例です。
単語の意味に意味はありません。
計24個の英単語が出てくるので全て書き留めてください。
PIN codeと同じく紙などオフラインでの記録をおすすめします。
Ledger Nano Sには専用の書き留め用紙が付いています。
終わったらボタン同時押しで次に進みます。

※5番目のリカバリーフェーズ「liar」。

※リカバリーフェーズかきとめよう専門用紙。
リカバリーフェーズの確認
表示:Confirm your recovery phase
翻訳:リカバリーフェーズを確認してください
ボタン同時押しで次に進んでください。

表示:Select word #5
exit
翻訳:選択単語5番
出口
※Select word #は任意で出てきます。写真の#5は一例です。
ここでは任意のSelect word #を聞かれます。表示画面の下部に単語が出るので右か左ボタンでその#のSelect wordを選びボタン同時押しで決定します。
またここ写真忘れたのでご容赦を。

※#に合うSelect wordが出てくるまで左右ボタンのいずれかを押し、出てきたらボタン同時押し。この写真の例の場合は先ほどのSelect word #5で「liar」だったのでlairを探します。
デバイスの準備完了!
表示:Your device is now ready
翻訳:あなたのデバイスは準備ができました
これでデバイスの初期設定は完了です。ボタンを同時押ししてください。

パソコンでウォレットアプリのインストール
続いてパソコン側の設定です。まずはビットコインの保管について説明します。
Ledgerサイトへアクセス
Ledgerのサイトへ飛び、Bitcoinウォレットをインストールします。

※上記のリンクを押すとこの画面に飛びます。下にスクロール。

※赤枠部のBitcoinのウォレットアプリ説明画面に移動します。実際の画面には赤枠はありません。

※赤枠部でアプリインストール画面に移動します。実際の画面には赤枠はありません。

※赤枠部でインストールとなります。実際の画面には赤枠はありません。

※赤枠部をクリックするとアプリが起動します。実際の画面には赤枠はありません。

※アプリが起動したことを確認しインストール完了です。
送金をしてみよう
いよいよ送金本番。ここからの手順は以後仮想通貨を送金する際に繰り返し行う作業となります。
スリープモードの解除
さてLedger Nano Sに目を向けると長時間触らなかったので、スリープモードになっています。PIN code入力で解除できます。スリープモードの表示がこちら。
表示:vires in muneris
翻訳:???
※調べてみましたがラテン語のようで分かりません。Google翻訳によると「数字で強」。意味不明ですが、ボタンを押したらPIN code入力画面に進みますので、先ほど決めたPIN codeを入力します。

※スリープモード。ボタンを押したらPIN code入力画面へ。

※スリープモード。ボタンを押したらPIN code入力画面へ。一番左のnが上の画面のvires in nのin のn。

※PIN code 入力画面。左右ボタンで数字を選択肢ボタン同時押しで決定。Ledger Nano Sのスリープモードが解除されます。
Ledger Nano Sの内容表示
PIN codeを入力すると以下のような画面に。ボタン同時押しでパソコンのアプリの画面が切り替わります。その画面でBitcoinを選びます。

※PIN codeを入力した直後の画面。ここでボタン同時押し。

※スリープモードが解除されLedger Nano Sと接続されます。赤枠部のBitcoinを選びます。実際の画面には赤枠はありません。

※Ledger Nano Sの内容が表示されます。当然今の状態では何も入っていません。
送金
QRコードをスマホで読み込み送金作業を行います。

※赤枠部の「受信」をクリックします。実際の画面には赤枠はありません。

※PC画面にQRコードが表示されます。

※QRコードをスマホにインストールしてある仮想通貨取引所アプリのQRコードスキャンで読み取ります。本画面はbitFlyerのアプリです。

※スマホのアプリが送金画面に切り替わります。送金する金額を入力します。

※金額を入力し確認ボタンをタップ。

※「送金しました」の文字と送金額が表示されスマホの操作完了です。

※数分のうちにPC画面で受信完了が確認されました。Ledger Nano Sを取り外し全て終了です。
最後に
だいぶ細かく書いたので実際にはこの記事で見るほど複雑ではないと思います。
これであなたの仮想通貨はオフラインで保管されることとなります。
オンラインで預けるより随分と安心ですね。
くれぐれも控えたPIN codeとSelect wordは無くさないようにしてください。
ビットコインをはじめとする仮想通貨を購入されるのであれば以下の取引所をお勧めします。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
どきどきビット サイト管理人 しんすけ