なぜビットコインに価値があるの?お金の歴史と3つの機能から仮想通貨を解説

しんすけ

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こんにちは!「どきどきビット」サイト管理人のしんすけです。

日本円は日本政府(日本銀行)が主体的に管理しその価値を保証しています。

千円札にも5千円札にも1万円札にも「日本銀行券」と明記してあります。

しかしビットコインは主体的に管理する組織がどこにもありません。

ではその価値はどうやって保証されてるのでしょうか?

それはあなたがビットコインをお金と信じるかどうかにかかっています。

ちょっと分かりにくいですよね?

ビットコインになぜ価値が生まれるのかについて迫ります!

お金の役割と歴史

お金って何か考えたことはありますか?

お金には以下の3つの役割があります。

・交換手段
・価値の尺度
・価値の保存

お金の歴史を知るとこの3つの役割がどんどん便利になってきたのだということが分かります。

今までのお金がビットコインになることによりどう便利になるのか、本当にビットコインはお金としての価値があるのか、一緒に考えていきましょう!

お金がない時代は物々交換

お金がない時代は物々交換でした。

目の前にある欲しいものをその場で確認し手に入るので信頼性は良いですね。

しかしこれでは自分が欲しいものと相手が欲しいものが合致しないと交換が成立しないので、交換相手を探すのがすごく大変です。

ましてや魚や肉などは腐ってしまっては価値がなくなってしまいますので価値の保存には不向きです。

物々交換が不便なのでお金が誕生

そこで穀物や動物・貝殻などに単位が定められ今のお金のように使われ始めました。

古代ローマでは兵士への配給が塩(ラテン語でサラリウム)だったのですがサラリーマンの語源になっています。

貴重だった塩が給料だったのですね。

明治時代以前の日本の税金である年貢はお米でした。

硬貨や紙幣ではなくともお金のように扱われていたのです。

価値の尺度としては物々交換よりも随分と分かりやすくなりましたね。

今でもアフリカの一部の地域では牛やラクダが財産や交換手段となっています。

でも一言で牛5頭と言っても大きさによって随分変わってきますよね?

一言で牛と言っても年齢、健康状態などにばらつきが出てきます。

持ち運びも大変ですし、価値の保存の問題が全て解決したわけではありません。

牛をお金と考えるのであれば品質が一定の範囲内でないとトラブルが発生します。

実際に価値があり品質も一定で持ち運びもできるお金が必要になります。

もっと便利な貨幣が誕生

そこで登場したのが貨幣です。

貨幣は腐ることもなく簡単に保存することが可能で持ち運びも簡単、交換手段にも価値の尺度にもなる便利な貨幣の登場で経済規模が飛躍的に大きくなりました。

穀物や動物だと物自体が劣化したり死んでしまうと価値を失ってしまいます。

貨幣は腐ったりしませんので、価値の保存が飛躍的に向上しました。

これで貯金ができるようになります。

経済規模が大きくなると貨幣がたくさん必要になりますが、貨幣の原材料となる鉱物には限りがあるため貨幣の供給が追いつきません。

さらに便利だが紙そのものには大した価値がない紙幣の誕生

その結果、紙幣が発明されました。

紙だったらいくらでもお金が作れる!

でも紙幣は今までのお金とちょっと違うと思いませんか?

物々交換や最初のお金には、交換するそのものに価値がありました。

貨幣も金や銀など価値がある鉱物が原材料になっています。

原価15円の千円札の価値

千円札をはじめとする日本円の紙幣は日本銀行が発行しており「このお札は1000円の価値がありますよ!」と保証してくれています。

千円札の原価は15円程度であり紙幣そのものには千円分の価値はありません。

でも皆さんは千円札には千円の価値があると思っていますよね?

コンビニでもカフェでもみんな千円の価値があると思っているから千円として受け取ってくれます。

みんなが価値があると思っているから信じているから使えるのです。

ビットコインの価値

今は紙幣の時代から仮想通貨の時代になろうとしています。

と言っても紙幣や貨幣が全部なくなるというわけではなく、仮想通貨が徐々に社会に浸透してくるようになると思われます。

ビットコインでお金の3つの機能を考える

交換手段

仮想通貨が既存のお金よりも飛躍的に便利になるのはこの点です。

海外とのお金のやりとり、国際送金の手数料が安く送金速度も早くなるのです。

まだ少ないですがビットコインで買い物ができる場所は現実世界にもネット世界にも存在します。

※左:ビックカメラの店舗でビットコイン決済する様子
※右:ビックカメラのネットショップでビットコイン決済する様子

※ビットコインは取引量があまりに多くなると送金手数料が高くなり、送金速度が遅くなることが確認されています。今後のアップデートで改善されることが期待されています。

価値の尺度

特に海外の取引所はビットコイン建で他の仮想通貨の交換レートを表記しているところが多くなります。

ビックカメラではビットコインで買い物をすることができますが、決済時の日本円とビットコインのレートをビットコインで表示しているので、ビットコインを価値の尺度としては使っておらず、あくまで決済(交換)手段です。

他のビットコインを使えるお店のほぼ全ては決済手段として採用しています。

価値の尺度としてはまだ発展途上と言わざるを得ません。

価値の保存

価値の保存に関してはウォレットに置いておけば名目上の価値は変化しません。

円やドルなど法定通貨とのレートは買われどビットコインとして保管するのであればその数は変わりません。

中長期にわたって保存するのであればインターネットに常時繋がれているホットウォレットではなく、インターネットから隔離されているコールドウォレットに保管する方が安全になります。

ビットコインの歴史と価値の関係

ビットコインに最初に値段がついたのは2009年のことで約0.07円でした。

この時の価格の決め方はビットコインを作るのにかかった電気代が元になっています。

ビットコインをお金として誰も信じていない、というかビットコインを知っている人がほとんどいない状況ですね。

最初に取引されたのは2010年5月22日のこと。

ピザ2枚と10000ビットコインが交換されました。

この時のビットコインの価格は約0.2円まで上がっています。

物好きな人が「ちょっと遊びで使ってみるか!」という感じだったのかもしれません。

この時点でもビットコインを知っている人は少数派でしょうが、最初の価格の約3倍になっていますね。

その後、ビットコインがニュースになったりして致命度が上がり金融不安を抱える国の人の試験避難先になったり投機マネーが流れ込んだりした市場で価格が上がっていきました。

2010年の年末には5円、2011年末には1400円、2012年末は1000円、2013年末は11万円、その後しばらく乱高下を繰り返しながらの停滞を続けます。

ちなみにマウントゴックスの事件があったのは2015年のことです。

2017年初頭に11万円だったビットコインは12月に最高値220万円となります。

2018年に入り4月までのビットコインの価格は70〜100万円で推移しています。

※ビットコインができてから2018年初旬までの円/BTCグラフ

特に2017年以前にビットコインに目をつけた人は何に注目したのでしょうか。

ビットコインに価値をもたらしている二つのことを説明します。

ビットコインはコピーや改ざんができない

ビットコインはデジタルデータです。

データだったらコピペ(コピーアンドペースト)でいくらでも複製できてしまいそうです。

しかしビットコインはデータでありながらコピーや改ざんができない仕組みになっています。

不正をしてビットコインを手に入れるよりも正しい手順でビットコインを手に入れる方がコストも時間もかからないような仕組みになっています。

ビットコインの仕組みについてはこちらの記事をご覧ください。

発行限度枚数

ビットコインの発行枚数は2100万枚と決まっています。

ビットコインが始まった時から少しずつ発行され2018年4月現在80%以上が発行済みで、2140年頃に全てのビットコインが発行完了となる見通しです。

数に限りがありみんなが欲しがるものには価値があります。

金も銀もプラチナも採掘量に限りがありもんなが欲しがるから価値があります。

もしそこらへんに金が転がっているほど世の中に大量にあるものであれば今ほどの価値は生まれなくなります。

キノコの一種である松茸は人工栽培が難しく大量生産できないのですごく高い。

トロのお寿司が高いのは一匹のマグロから少ししか取れないから。

ビットコインも複製ができない前提で発行量の上限が決まっているから価値が出てくるのです。

ちなみに円やドルなどの法定通貨は政府の以降で新たに発行することが可能です。

これは政府がお金の価値をコントロールできるということになります。

もちろん一個人には何もできません。

しかしもともと発行数が決まっているビットコインは主体的に管理している組織が無いために発行数が変わることがありません。

盗まれるのは現金も一緒

それでもやっぱりデジタルなものはハッキングで取られてしまうのでは無いか、と考えてしまいます。

実際にハッキングでビットコインを失う可能性はありますが、リスクを最小限に抑えることもできます。

現金も財布ごと落としたり、泥棒、火事、クレジットカードのスキミングなどのリスクがあります。

そのリスクヘッジのために全財産を一つの財布に入れない、家に大金を置かない、複数の銀行に分散しておくなど対策をします。

同じようにビットコインも何が危険かを知っていれば、リスクを低減できます。

仮想通貨のリスクと対策についてはこちらの記事をご覧ください。

最後に

私は「みんながお金と思うから価値が出てくる」という考え方を100%理解するのは少し時間がかかりました。

なぜお金なんでしょう?とか言われても、(いや、生まれた時からこれがお金だから・・・)みたいな感じでした。

しかしお金の本質とはみんながお金だと思っていること、みんながお金を信用していることだったんです。

池上彰さんの本を読んだり、ネット記事を読んだり、いろんな角度からお金を調べるとお金の本質が見えてきました。

お金とは何なのか、ということを理解するとビットコインはお金として何が優秀で何が発展途上なのかが見えてきます。

物事は単純化して見ると意外と早く真実にたどり着いたりします。

私の身の回りの人で仮想通貨投資をする人の中で仮想通貨について調べまくる人はいますがお金の本質にまで丹念に調べている人は少ないと感じています。

ビットコインには様々な顔がありますが、お金というのも重要な顔の一つ。

本記事で少しでもあなたのビットコインに対する理解が深まっていれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

「どきどきビット」サイト管理人 しんすけ

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