こんにちは!「どきどきビット」サイト管理人のしんすけです。
海外の取引所が気になりだすとまず目につくのが取引量世界最大の取引所バイナンス 。
2018年3月14日現在の取引量は2位の取引所との差が1.5倍ほどになっています。
バイナンスの上場する仮想通貨はユーザーの人気投票で決められ常に仮想通貨界の注目の的です。
つまりバイナンスに上場すると値上がりするかもしれないんですね。
そんなバイナンスについて詳しく解説します!
2017年に値上がりした仮想通貨の例としてよくVerge(XVG)が取り上げられます。
出典元:coinmarketcap
Verge(XVG)はバイナンスに上場している銘柄で2017年の上げ幅はなんと13,000倍を超えます。
一万円が1億3000万円。
次のVerge(XVG)を狙ってバイナンスをはじめとする海外の取引所で草コインを買っている人が多くいるのです。
バイナンス(Binance)とは
バイナンスは香港に拠点を置く仮想通貨の取引所であり、取り扱う仮想通貨の種類は100を越えます。
2017年7月に設立され、12月は24時間あたりの取引量が世界最大となり、現在は600万人を越えたユーザーを抱えています。
バイナンスが急成長した理由はインフルエンサーやアフェリエイターを活用しユーザーを集めたことにあります。
2017年後半に仮想通貨関連のブロガーやアフェリエイターがこぞってバイナンスを紹介したのです。
私も某有名ブロガーの紹介を見て(とりあえずアカウント登録だけでもしてみるか)と思いアカウントを登録しました。
本人確認書類承認の後に書類書留を受け取らなければ全てのサービスを使えない日本の取引所に比べると、メールアドレス一つですぐに取引開始できるバイナンスは逆に不安を覚えるほど簡単に使える状態になります。
以前はサイトが日本語対応していたのですが、2018年3月14日現在はメンテナンスのため日本語対応がありません。
日本人ユーザーはアメリカに次いで2番目に多いはずなので早く日本語を復帰させてほしいものです。
しかしGoogle翻訳などを使用すれば問題なく使うことができます。
ちなみにバイナンスとはBinaryとFinanceを合わせた造語です。
※パソコンで見るバイナンスのアカウント画面。下にスクロールすると100種類以上の仮想通貨を確認できる。
Binance概要
設立:2017年7月
拠点:香港
CEO:趙長鵬(ジャオ・チャンポン)
基軸通貨:Bitcoin(BTC), Etherium(ETH), Finance coin(BNB), USD Tether(USDT)
取引手数料:0.1%
ユーザー:約600万人
SNS:facebook、Twitter、Telegram
世界的な経済紙Forbes(2018年2月28日号)の表紙を飾ったバイナンスCEOのジャオ・チャンポン氏はFrobesが発表した世界の仮想通貨長者ランキングで世界3位。
その資産は1195~2170億円とも言われています。
ソフトウェアエンジニアとして複数の会社を渡り歩き、Blockchain.infoに勤務したのちバイナンスを設立しました。
※Forbes誌要約。詳細はこちら。
特徴
人気投票で上場する仮想通貨を決定
バイナンスでは毎月ユーザーの人気投票により上場する仮想通貨が決まります。
世界最大の取引所に上場される仮想通貨は取引高が大きくなり値上がりが期待されます。
私もXPという草コインをCoinExchangeという取引所で購入しましたが、これがバイナンスに上場することを期待しています。
ちなみにコミュニティが強い仮想通貨は投票も一丸となるので上場の期待ができると言われることが多いです。
バイナンスチェーン(Binance Chain)
バイナンスは2018年3月13日にBinance Chainを発表しました。
仮想通貨は中央集権ではないことが大きな魅力なのに、多くの人は仮想通貨を入手するためには中央集権組織である取引所を利用しなければなりません。
2018年になりDEX(分散型取引所)という言葉が仮想通貨界で浸透してきましたが、DEXにバイナンスがBinance Chainで取り組むとのことです。
Binance Chainの発表を受けてBinance coinは高騰しています。
アフェリエイト「Binance Referral Program」
ほとんどの取引所がアフェリエイトプログラムをおこなていますが、バイナンスも例外ではありません。
日本ではアフェリエイトという言葉が浸透しているので「affiliate」の文字を探しがちですが、バイナンスではReferral(紹介)という言葉が使われています。
もしあなたの紹介によりバイナンスで取引をした人がいた場合、取引手数料の50%が紹介者に報酬として支払われます。
※バイナンスのアカウント登録後、アフェリエイトリンクが付与される。
これをLINEなどで知人に送りアカウント登録されると取引の度に報酬を受け取れる。
アフェリエイトのランキングでは100BTC以上受け取っている人も確認できる。
1BTCの取引があれば手数料は0.1%の0.001BTC、その50%の0.0005BTCが報酬ですので、1BTC=100万円と仮定すると500円入ってくる計算です。
※Binance coinの取引の場合はこの半額となります。
メリットとデメリット
メリット
ハードフォークに対応
バイナンスのアカウントにフォークが予定されている仮想通貨を置いておくだけで、新しい仮想通貨が配布され、その仮想通貨をバイナンスで売買できるかもしれません。
よってバイナンスに仮装資産をおいておく価値があります。
Bitcoinをはじめとする仮想通貨は分裂して2つの仮想通貨に別れることがあります。
仮想通貨が分裂(分岐)することをハードフォークと言います。
スプーンとフォークのフォークです。
フォークは先っちょが分岐していますよね?
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
過去にはBitcoinがハードフォークし2017年8月1日にBitcoinとBitcoin Cashに別れました。
その後もBitcoinはハードフォークを繰り返し、Bitcoin Gold, Bitcoin Diamond, Super Bitcoinなど数々の仮想通貨が派生しています。
Bitcoinから分裂したのですからハードフォーク前にBitcoinを持っているのであれば分裂した仮想通貨はもらえるはずです。
もしあなたがA取引所のアカウントにBitcoinを預けていたとします。
しかし仮想通貨が分裂しても、新しくできた仮想通貨がA取引所に上場しなければ新しくできた仮想通貨を手にすることはできません。
日本の取引所はBitcoin Cashを上場しましたがBitcoin Goldなど他の新しくBitcoinからフォーク(分岐)した仮想通貨は上場させていません。
バイナンスは全てのフォーク(分岐)に対応すると宣言しています。
※ビットコインのフォークをサポートするかとの問いに、全てのフォークをサポートすると回答するバイナンスのTwitterアカウント。
We support every Fork 🍴
— Binance (@binance) December 11, 2017
手数料が安い
バイナンスの取引手数料は取引額の0.1%でBinance coinを使用すると0.05%に引き下げられます。
Binance coinは日本の取引所では入手できないのでBitcoinなどの基軸通貨を一旦Binanceに送金しBinancecoinに交換してからお目当の仮想通貨を買うと手数料が0.05%となります。
この手数料は海外の取引所では最安値の部類に入ります。
KuCoin:0.1%
CoinExchange:0.15%
Cryptopia:0.2%
Bittrex:0.25%
日本の取引所Zaifはマイナス手数料で-0.01%。私が知る限り最安値、というかプラスの手数料です。
bitFlyerの手数料は取引量により0.01~0.15%の間で変わります。
10万円未満なら0.15%、数十万円〜5億円までで十二段階に手数料が別れています。
※時期や取引量などの条件により手数料は変わりますので、詳細は各取引所のホームページてご確認ください。
デメリット
中国当局の規制を受ける可能性
香港は中国の特別行政区です。
今の所介入する気配も理由も見当たりませんが、中国政府がその気になれば規制を受ける可能性はあります。
バイナンスも万が一に備えていると思われるので、中国政府の介入により直ちにサービスが利用できないなどの事態に陥ることは考えにくいと思っていますが、何が起こるかはわかりません。
偽サイトがある
偽サイトもあるようです。
おそらくはバイナンスに限ったことではないと思うので、取引所にアカウントを登録する際は正確なURLを確認しましょう。
バイナンスのURLはこちらです。
これはやばい。
binance偽サイト。
見分けがつかないです pic.twitter.com/MdxHYHH3JG— ビッグストーン Bigstone (@bigstonebtc) February 20, 2018
セキュリティ
2018年3月7日~8日にバイナンスでAPIを不正に操作したハッキングがありました。
APIとは他のソフトウェアと機能を共有できるようにしたものですが、ウェブ用語に頻繁に触れている人でなければすぐに理解するのは難しいと思います。
APIという機能を使ってバイナンスを利用していた人が被害にあった模様でバイナンスの取引所自体がハッキングに遭ったわけではないようです。
しかしそのあとのバイナンスは犯人に懸賞金をつけます。
100%安全な取引所というのは存在しないのですが、取引所がセキュリティで守るだけでなく攻めの姿勢を打ち出すというのは頼もしい限りです。
口コミ・評判
Twitterではバイナンスに対して否定的な意見はあまり見かけません。
ここに載せるのは一例ですが、是非あなたもTwitterでバイナンス、Binanceなどで検索して口コミを調査してみてください。
バイナンスで2段階認証してログインする際、最後の数字を入力し終わった段階で認証される(エンターキー押下不要)んだけど、これってユーザーの行動回数減らす為なんだよね。普通の取引所だとエンターキーまで押させるんだけど、バイナンスはそれすら「ユーザーへの負担」と見てる。圧倒的利用者視点。
— 鈴木 一平 (@taberunomuasobu) March 15, 2018
バイナンスは3/7に起きた価格暴落の際にハッキングされたと噂されました。
しかし噂は嘘であり、むしろ世界最高水準のリスク管理システムにより、ハッキング被害がなかったと表明!バイナンスが世界で注目を集める理由がわかります。#仮想通貨ニュース #Binance #バイナンスhttps://t.co/dagROPa4RG
— 仮想通貨情報・ビットコインのニュースを届けるブロガー孝太 (@kasotuka_kiji) March 11, 2018
Binance (バイナンス) が 3 月 7 日にハッキングをしようとしたハッカーの首に賞金を!法的に逮捕できる情報を提供してくれた人に、250,000 USドル相当の $BNB を送るそう。
日本円だと約 2700 万円!ハッキングは失敗したけど、守りに回らないでこっちからも攻める!ってメッセージ、かっこよすぎw https://t.co/OuOCb7NNvU
— ダイアナ(Dianna・海外在住主婦・翻訳者・仮想通貨翻訳ブログ) (@DiannaCoin) March 11, 2018
バイナンスの口コミはtwitterを見ると様々な意見を見ることができますが、Twitterと並行してTelegramもチェックすることをおすすめします。
Telegramとは匿名性が高くセキュリティが充実しているチャットコミュニケーションツールです。
バイナンスに限らず仮想通貨に関する様々なグループがあり、投資家や取引所のタイムリーな意見を収集することができます。

最後に
バイナンスで仮想通貨を買うことはなくとも、仮想通貨投資をするのであればバイナンスの動向は必ずみておきましょう。
取引所のトップ企業なのでその動向は仮想通貨界に大きな影響を与えます。
以下のリンクからバイナンスのアカウント登録を無料で行うことができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「どきどきビット」 サイト管理人 しんすけ